<< April | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

いいわけ


当コラム「旅のすきま」の更新のペースが遅いと、さる読者(笑)から苦情をもらいました。始まった当初は、3日に1話の割合で更新していきたいと宣言したくせに、最近は10日に1話がやっとじゃないかと指摘されてしまえば、仰るとおりだという外、返す言葉もありません。
旅のすきま | comments (2) | trackbacks (0) admin

藤野先生


「脳力」(のうりき)という言葉を、皆さんは聞いたことがあるでしょうか。一言でいえば「物事の本質を見抜く力」という意味だと、僕の信頼する論客、寺島実郎氏が、新著『脳力のレッスン??正気の時代のために??』(岩波書店)の中で紹介しています。
旅のすきま | comments (0) | trackbacks (1) admin

年相応の体力を!


遙か先だと思っていた三十代が、いつの間にかやってきて半年になりました。自分はいつまでも若いつもりでいるのに、年の波は寄せてくるばかりで、返すことはありません。

 大台に乗った途端に体力が気になり始めて、何だか1週間を乗り切るのが辛いとは、誰しも感じることでしょう。飲み過ぎた夜に腰回りが気になり出したのもその頃だと、職場の先輩方も口を揃えて言っています。司馬作品の坂本竜馬は、三十代になってなお驚くほどの健脚ぶりですが、現代のサラリーマンは、体は大きくても、いざ体力となると幕末の風雲児には遠く及びません。
旅のすきま | comments (0) | trackbacks (0) admin

自己満足

サラリーマンのネクタイには、人それぞれの個性があります。意識する人は意識して、意識しない人は無意識に、ネクタイに個性を表します。時には、同じネクタイを平然と3日も続けてしていた人が、結婚した途端にセンスアップした、ということもないではありません。ははあ、新妻に命じられたのだな、と口には出さずに肚のうちで笑った経験が、皆さんも職場であったかもしれません。
旅のすきま | comments (5) | trackbacks (0) admin

家族団欒を取り戻せ

折からの雪の中を、新幹線に乗って故郷へ帰りました。年末年始、仕事の場を離れて帰郷する人の群れが引き起こすUターンラッシュは、日本の風物詩です。普段は離れて暮らす家族が一同に会してともに過ごして、年はいよいよ暮れていきます。
旅のすきま | comments (6) | trackbacks (0) admin

ご先祖様は生きている

「ご先祖様は生きている」というコラムを読んだことがあります。仏間の写真でしか知らないご先祖様がまさか生きているとは、ファミコン世代の僕には何ともピンとこない話です。産まれてこのかた肉親を亡くしたことがなくて、生きた先祖としか接したことがないのだから無理もないのですが、先日祖父を亡くした時、僕は、そのコラムの真髄がたちまち解った気がしました。
旅のすきま | comments (0) | trackbacks (0) admin

わが祖父

君の最も尊敬する人物はだれか、と問われたら、僕は即座に、わが祖父である、と応えます。僕が産まれた時、すでに町長だった祖父は、その眼光たるや、往年の横綱千代の富士を見るようで、子供心にいつも迫力を感じて、これはただの祖父ではない、と内心畏怖していたものです。
旅のすきま | comments (6) | trackbacks (1) admin

新しい流儀

プロ野球界初の椿事である選手のストライキまで引き起こした、一連のプロ野球新規参入問題。決着した夜のニュース番組で、某コメンテーターが「旧勢力の流儀に合わせて経営権獲得を目指したY社が、あくまでも新しい流儀を押し通したL社に勝った」と分析していました。いずれも新勢力を代表する両社の雌雄を分けたのは、経営力ではない流儀の違いにあったとは、何とも皮肉なものです。
旅のすきま | comments (0) | trackbacks (0) admin

神様の歌声

しばらく前に、ジョアン・ジルベルト東京公演に行ってきました。昨年に続く来日が実現して、ファンにはたまらない秋というところです。
 ジョアン・ジルベルトは、云わずと知れたボサノヴァの神様。1958年に、「シェガ・ジ・サウダージ」で一世を風靡して以来、A・C・ジョビンと共に、ボサノヴァを世界の音楽シーンに押し上げた人物です。73歳となった今も衰えを知らず、声とギターだけで世界中のファンを虜にしています。
旅のすきま | comments (0) | trackbacks (0) admin

お袋の味

僕の向かいの席に座る女性職員は、父親が作った弁当を持って出勤してきます。彼女は、僕よりも4、5歳若いばかりですから、父親はまだまだ現役。出勤前に妻と娘の朝食を作り、弁当まで持たせて家を出て行くという、女性には羨ましいような父親です。
旅のすきま | comments (0) | trackbacks (0) admin