イラン高原の真ん中。
熱風吹きすさぶ沙漠の原に広がる町、ヤズド。
どこまでも乾いた空からは、刃に喩えられる太陽が容赦なく照りつける。

倫敦児憩いの場として世に知られるハイドパークの昼下がり。
伝統のスピーカーズ・コーナーで弁じる露天の政治家。

毎週日曜、倫敦中から集まった無名の弁士が口角泡を飛ばして論じ合う。

タイ・バンコク。
安宿が軒を連ねるカオサン・ロード。
ここは、世界中からバックパッカーが訪れる旅人の聖地。
アジアへ渡った旅人は、この街を目指して旅をして、この街から新しい旅に出る。
毎日、たくさんの出会いと別れが生まれる場所。

チベット高原に源を発し、中国雲南省、ミャンマー・ラオス・タイの国境、カンボジアを通って、ベトナムへと旅する大河メコン。
南ベトナムのデルタ地帯、河は幾筋にも分かれて、南シナ海へ注ぐ。

スキャナ機能付きのプリンタを手に入れたら、是非やってみたかった“旅の写真帳”。今までの旅で撮ってきた写真がアルバムにたくさんあったので、ブログで公開できないのが残念だったのです。日本ではなじみのない国へ行くことが多かったので、珍しい風景もきっと多いと思います。