このひと月、ブログの更新をさぼって泥縄式に調べたことをネタに、出張前にこっそり半分以上仕上げておいて、帰ってからの5日間で無理やり書き上げました。
今まで頭の中の地図にはほとんど存在しなかった隠岐の島のことを、3週間で書くのはさすがに骨が折れました。こんな依頼をするのは自分が文章をよくしないからで、少しでも作文経験のある人なら、5日間で5000字がいかに無理な注文かがわかります。だいいち、時間をおいて読み直すことができません。
タダで出すのは悔しいので、タイトルは「隠岐の島今昔記」としました。出張報告とは言い条、旅行記に近いものです(笑)。ただし、言葉には細心の注意を施して、社内の同僚からあらぬ非難を受けないようにしてあります。万一非難する者があったら、個人として書いたもので一社員として書いたものではないと反論するつもりです。
それにしても、文章はやっぱり難しい。山本夏彦、長谷川如是閑、谷崎潤一郎など、日本語の師匠にはまだまだ遠く及ばない(当たり前ですが)と、今回の小稿を書いて思いました。
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