ヒマラヤの国ネパールが荒れています。
あんな小さな国のことなのに、昨日は日経新聞の
社説のネタに。
観光で成り立っているだけに、国中弱りきっているでしょう。
今は菜の花が咲き乱れていい季節なんだけどねぇ。
ほんとに残念です。
その内幕は政界の混乱です。
独裁体制を敷く国王と、「民主化」を目指す主要七政党と、
武装組織マオイスト(毛沢東主義者)の三すくみ。
国民は、身勝手な国王にはもちろん腐敗しきった政党にもウンザリ。
かといって、暴力に訴えるマオイストに肩入れするわけにはいかない状態です。
ネパールに初めて行ったとき、「この国は50年遅れている」と、僕は直感的に思いました。
空港職員の怠慢ぶりといったらあきれるばかり。
入国審査の係官は雑談しながらやっているし、ビザ代15ドルを20ドル紙幣で払うとおつりを返さない。
おいよこせ!と言われて、ニヤニヤ差し出すといったていたらくです。
愚民の上に暴政府あり、と古人は言いました。
道路や建物ばかり立派にしても、人がダメなら国は良くならない。
政治はその国の民を映す鏡なのです。
日本も、ひとごとではありません。
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