エベレスト登山の拠点となる、標高3500メートルにある村ナムチェ・バザール。
4月8日放送の「世界ふしぎ発見」で、この村と、近郊の村クムジュンに住むシェルパが紹介されていました。
シェルパというのは、エベレスト登山のガイド役と理解されていますが、本当は民族の名前です。ネパールには60くらいの民族がありますが、シェルパ族もそのひとつ。昔から高山地帯に住んで、いつの頃からか、エベレスト登山にやってくる世界中の登山家達の道案内をするようになりました。
エベレスト登山は、シェルパなしには不可能。道なき道を行くのだから、よそ者が単独で山に入れば、生きて帰ることは出来ない。それくらい、ヒマラヤは厳しい環境にあります。
番組には、18歳になる若きシェルパが登場しました。やがてシェルパのリーダーになることを志して、父親によるハードな修行に励む毎日。彼が、またすごくいい目をしているのです。「神々の棲む山」と言われるヒマラヤを、生涯の場所として生きていこうとする自負心。それが彼の目に宿っていました。
はじめての1人旅で出かけたネパールで、僕もヒマラヤのトレッキングに行きました。シェルパ族の若者と一緒に、3泊4日のミニ登山。ミニ登山とはいえ、標高3500メートル程度までの道は、本当にキツかった。
ともに登ったシェルパ族の若者カルに、遠くに輝く
マチャプチャレ(6997m)を指して、あの山に登ったことがあるか、と聞いたら、彼は「もう200回くらい登ったよ」と笑いました。
その時のカルの目が、昨日テレビに登場した若きシェルパの目とダブります。
<<続きを隠す