昨日の晩から熱を出して、今日は1日家でおとなしくするハメに。こんな時は、1人暮らしの侘しさを思うものです。結局、銀座に映画を観に行こうと思っていた予定を棒に振って、ビデオ鑑賞となりました。選んだのは、ヒッチコック監督の名作『断崖』。
サスペンスはあまり観る方ではないので、ヒッチコック作品はこれで2作目です。先週観た『裏窓』が初めてで、2週続けての鑑賞となりました。今さらながら、ヒッチコックの魅力を知った感じがします。
『断崖』は、1941年制作。往年の名優ケーリー・グラント主演、相手役はこの作品でオスカーを獲得したジョーン・フォンティーン。
富豪の娘リーナは、浮世を茶にしたプレイボーイのジョニーと熱烈な恋に落ち結婚。しかし、ジョニーの好い加減な財産管理や友人関係に不安を抱き始めます。若妻の被害妄想を日常生活から巧みに表現して、観るものをグイグイ惹きつける秀作です。
ケーリー・グラント演じるジョニーは、働く不動産会社から金はクスネるは家宝の椅子を勝手に質に入れるはで、かなり酷い男です。リーナの妄想する姿はこの上なく美しくて、僕はそれだけで満足したわけですが、これが現実なら、この作品のラストに反して2人の関係は破綻するに決まってます。
世の女性の皆さん、こんな男相手に選らんじゃダメですよ。
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