先週、出張で奈良県十津川村に行ってきました。
奈良県吉野郡十津川村。
熊野の山の中にある、人口4500人の大きな村です。
大きいのはその面積。
全部で672平方キロもあります。
東京23区が約620平方キロだから、その大きさが分かります。
十津川郷は深い山に囲まれていますが、その山というのが半端ではありません。
幕末の時代に、尊王攘夷派の志士の多くが、幕府方に追われてこの地に逃げ込んできました。
幕末好きの人なら、「十津川郷」の名を聞いたことがあるかもしれません。
確か、司馬遼太郎の名作『竜馬がゆく』にも登場するはず。
十津川村には水力発電用の大きなダムが3つあります。
視察というので、このうちの2つを間近で見ることが出来ました。
この写真はそのうちのひとつ、二津野ダムです。
人の欲は、こんな巨大な創造物を生み出すのですね。
村はこのダムのために河川環境の汚染や景観の破壊に悩んでいます。
けれど、出来てしまったものを出来なかった昔には戻せない。
ここで作られた電気は、下流の町へ送られて人々の生活を支えています。
次回は村を通る世界遺産、熊野古道について。
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