ヴルダヴァ川のほとりにたたたずむ“百塔の町”
ぽりぽつりと降り出した雨に、赤瓦の屋根と樹々の深緑が鮮やかさを増す。
チェコの首都プラハは、中世ヨーロッパの風情漂う歴史の町。
“黄金のプラハ”と称した14世紀から、宗教戦争、ハプスブルク家の支配、ナチスドイツの侵攻をくぐり抜けてきた。
それを象徴するように、街角には幾多の聖人、貴族、英雄の像が立っている。
かつて歴代の王たちが即位の折、戴冠パレードを行ったという石畳の道を歩んで、カレル橋を向こう河岸に渡ってみる。
「王の道」の行く先、フラッチャニの丘にそびえるのは、プラハ城と聖ヴィート大聖堂。
今は昔、いにしえの王が治めた都の髄がそこにある。
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