ネパール・アンナプルナヒマールの麓の小さな町ポカラ。
ペワ湖から自転車で少し走ったところにたたずむチベット村。
ここでは、1959年チベット動乱の折故郷から逃れてきた人々が、今もささやかに暮らしている。写真の娘も、ヒマラヤを越えてこの地に住みついた人の子孫。
50年前、「解放」の名の下に、彼の国は何をしたのか。
そして今また、「正義」の名の下に何をしようとしているのか。
一方的に流される情報に惑わされず、しっかりと見届けよう。
夏彦翁は何度も言っている。
「正義と聞いたら気をつけよ」と−。
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