司馬遼太郎『世に棲む日々』
2005.11.17 Thursday
「動けば雷電のごとく、発すれば風雨のごとし」と謳われた高杉晋作。
長州藩で騎兵隊を創った、幕末の英雄です。
散切り髪のブッキラ棒な顔をした写真が今に伝わる人物。
司馬遼太郎に『世に棲む日々』という作品があって、
この高杉と、松下村塾の吉田松蔭を描いています。
長州藩で騎兵隊を創った、幕末の英雄です。
散切り髪のブッキラ棒な顔をした写真が今に伝わる人物。
司馬遼太郎に『世に棲む日々』という作品があって、
この高杉と、松下村塾の吉田松蔭を描いています。
たった140〜150年くらい前の話なのに、
幕末の人物と現代の日本人にはあまりの違いがある。
司馬作品を読むと、それにいつも驚きます。
そもそも志を遂げるための覚悟がケタ外れ。
『世に棲む日々』には、ここで上手くいかなかったら
殺される(死ぬ)だろうという場面が目白押しです。
吉田松蔭は、実際そのために処刑されてしまう。
そんな幕末の有名無名の志士たちが、
明治維新の大事業を成し遂げたのです。
初めて海外に1人で旅に出かけた時、
自分では相当の覚悟をしたつもりでした。
幕末の志士ほどではないけれど、
覚悟を決めて行動したことは、のちのち貴重な財産になるように思います。
覚悟することから逃げないこと。
それを心がけたいものです。
幕末の人物と現代の日本人にはあまりの違いがある。
司馬作品を読むと、それにいつも驚きます。
そもそも志を遂げるための覚悟がケタ外れ。
『世に棲む日々』には、ここで上手くいかなかったら
殺される(死ぬ)だろうという場面が目白押しです。
吉田松蔭は、実際そのために処刑されてしまう。
そんな幕末の有名無名の志士たちが、
明治維新の大事業を成し遂げたのです。
初めて海外に1人で旅に出かけた時、
自分では相当の覚悟をしたつもりでした。
幕末の志士ほどではないけれど、
覚悟を決めて行動したことは、のちのち貴重な財産になるように思います。
覚悟することから逃げないこと。
それを心がけたいものです。
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