テレビでは、連日大雪のニュースが報道されています。新潟県津南町や長野県栄村では孤立集落が出たとか。
　それはそうでしょう、積雪４メートル近いんだもの。
　除雪車が雪崩に巻き込まれたら危険だし、除雪した雪を置く場所もない。１週間は孤立した状態になる恐れありとのことですが、住民の健康などますます心配です。

　ところで、今朝大雪のニュースを見ていてふと思ったのだけど、雪の恐ろしさを知っている人ってどれくらいいるのだろう？

　積雪２メートル、３メートルと言われて、実感がありますか？

　「いいな〜、そんなに雪が降るなんて」と言った友人がいましたが、雪が降らない地域に住んでいれば、そんな感想を持つ人も結構多いんじゃないだろうか（苦笑）。

　雪に限りませんが、日本は都会化が進んで、自然とかかわることが極端に少なくなっています。思い通りにならない自然とかかわらずに、思い通りの快適な生活ができるようになりました。
　でもこれで大丈夫なんだろうか？

　途上国を旅すると、現地の人々のたくましさを感じることがしばしばあります。思い通りにならないことに囲まれて、頭と体を使って工夫して生きている。自然との付き合い方も上手なんですね。

このままで良いのか？日本人。
大雪のニュースを見ていて、そんなことを思いました。