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ダマスカスの魅力

 まだ始まったばかりの『アラビア紀行』ですが、ここでちょっとダマスカスについて一言。日本人には耳慣れぬ都市ですが、イラクの首都バグダット、聖地エルサレム、ペルシアの都イスファハンなどと並んで、歴史の香りに満ちたほ魅力的な町です。「ダマスカス」という響きが、旅愁を誘いますよね。都市そのものが世界遺産になっています。
 アラビア地域は地図を思い浮かべるのも難しいと思いますので、とりあえずこちらを参考にしてください。旧約聖書にも登場する都市が、この辺にはいくつかあります。ダマスカスもそのひとつで、街をのぞむカシオン山はこの世で最初の殺人があった場所とされています。

 歴史の古い都市はどこもそうだけど、ダマスカスは旧市街と新市街に分かれています。で、面白いのはもちろん旧市街。ダマスカスの旧市街はローマ時代に城壁に囲われていた一帯で、いまもその壁の一部が残っていたりする。4000年の歴史があるうち、支配者が何度も変わっているせいで、モスクだけでなく、キリスト教の教会があったり、オスマン・トルコの影響を受けた駅があったりします。「文明の十字路」と言われてきたのが、街の雰囲気からもよく分かる。

 イスラムの旅で僕が一番好きなのは、モスクで過ごす時間。静かでゆったりした時間の流れるあの雰囲気は、ちょっと外では味わえません。ウマイヤド・モスクも、世界最古のモスクというだけ素晴らしい場所でした。

さて『アラビア紀行』は、いったんダマスカスを離れて北へ向かいます。次回は、「幻の隊商都市」。
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