海猿に最敬礼!
2006.05.28 Sunday
横なぐりの雨を降らせていた東京湾上の雲がちょうど切れた頃、後方から、密貿易をたくらむ小型船が僕の乗った巡視船「やしま」めがけて猛スピードで迫ってきました。船橋には怪しげなドクロのマークが(笑)。
そのドクロを追って、海上保安庁の巡視艇3隻が猛烈にアタック!自動小銃で応戦するドクロに向かって巡視船の機関砲が火を吹いた。すると、ついに叶わないと思ったか、不審船は白旗を上げて降参しました。
そのドクロを追って、海上保安庁の巡視艇3隻が猛烈にアタック!自動小銃で応戦するドクロに向かって巡視船の機関砲が火を吹いた。すると、ついに叶わないと思ったか、不審船は白旗を上げて降参しました。
世間では映画『海猿』が大ヒットして、地味な存在だった海上保安庁の人気はうなぎ昇り。今日の観閲式には3000人近い観客が集まりました。
みんな雨なのによく来るなぁ、と思いつつ、昼過ぎに巡視船「やしま」に乗船。『海猿』のテーマ曲がスピーカーから流れる中、風と雨の東京湾に出て行きました。
僕は報道関係ということで(笑)、上部デッキに陣取ってマスコミの皆さんと海上保安庁の総合訓練を見学したわけです。マスコミ勤務ではなく、「海の男」でも全然ないのだけれど、今回で2回目の見学。国土交通大臣もモーニングで参加していました。
海上保安庁にはいろんな船があって、僕が乗ったのは「ヘリ2機搭載型巡視船やしま」。そのほか中型小型の巡視船や巡視艇、北○鮮対策にもなるだろう高速警備艇、それに消防庁所属の放水船なんてのもありました。
そうそう、海上自衛隊の護衛艦が1隻来てましたが、やっぱり迫力が違います。軍艦はいかにも強そうに見える。
『海猿』は観ていないけれど、映画のような華々しい活躍の場は、海上保安庁の船にはほとんどないんだろうぁと思います。海の上で地味な訓練と警戒航行の毎日を過ごして、一朝有事の時には命がけ。しかもこっちから攻撃することは憲法違反で、正当防衛ができたとしてもマッチ棒のような機関砲で戦うのです。ほんとに頭が下がります。
そうだ『海猿』というタイトルはどこから来たのでしょう。たぶん劇場で金を払って観ることはないと思いますので、ご存知の方は教えてください。
みんな雨なのによく来るなぁ、と思いつつ、昼過ぎに巡視船「やしま」に乗船。『海猿』のテーマ曲がスピーカーから流れる中、風と雨の東京湾に出て行きました。
僕は報道関係ということで(笑)、上部デッキに陣取ってマスコミの皆さんと海上保安庁の総合訓練を見学したわけです。マスコミ勤務ではなく、「海の男」でも全然ないのだけれど、今回で2回目の見学。国土交通大臣もモーニングで参加していました。
海上保安庁にはいろんな船があって、僕が乗ったのは「ヘリ2機搭載型巡視船やしま」。そのほか中型小型の巡視船や巡視艇、北○鮮対策にもなるだろう高速警備艇、それに消防庁所属の放水船なんてのもありました。
そうそう、海上自衛隊の護衛艦が1隻来てましたが、やっぱり迫力が違います。軍艦はいかにも強そうに見える。
『海猿』は観ていないけれど、映画のような華々しい活躍の場は、海上保安庁の船にはほとんどないんだろうぁと思います。海の上で地味な訓練と警戒航行の毎日を過ごして、一朝有事の時には命がけ。しかもこっちから攻撃することは憲法違反で、正当防衛ができたとしてもマッチ棒のような機関砲で戦うのです。ほんとに頭が下がります。
そうだ『海猿』というタイトルはどこから来たのでしょう。たぶん劇場で金を払って観ることはないと思いますので、ご存知の方は教えてください。
Comments
私も海猿をほとんど観ていないのですが、どうやら・・・女遊びをしては捨ててしまう海の男ということで、海猿らしいです。(分かります?)決して敬意を表した呼び名ではなく、半ば馬鹿にした呼び名なそうですわ。
(たぶんね。一番最初の映画版でそんなことを言ってたような・・・)
実は、ウチの弟も海猿です。
海保ではなく海上自衛隊ですが。
防大を出て、今は部下をつけて、
どこかの海の上にいるはずです。
連絡が取れないのでよく分かりませんが(笑)。彼が大学時代にとにかく厳しい訓練に耐え切れず、「もう辞めたい」と弱音を吐いているところを見てきました。でも今は立派に海の男になっています。
彼らのように危険を含む現場で、さまざまなことに直面しながら活動する人たちをホントにすごいなあと思っています。
まあ・・・映画・海猿自体はかなりやりすぎな感はありましたが、胸を熱くするものはありましたよ。
(それは失礼な言い方かな・・・(笑))
海上自衛隊とはカッコ良いですね。
お姉さんとしても惚れてしまうようなイイ男になっているのではないでしょうか。
何だか最近は中国とイガミ合っているので心配でもありますね。
映画『海猿』のほうは、僕もどうも観る気がしません。。。
あの作品、テレビでも済むものを、無理に映画にした感じがするんだよね。
睦月さんのレビューを読んだ時も、何だか納得してしまいました。