地元バトン
2006.12.01 Friday
ずーっと前に、「カリスマ映画論」の睦月さんから「地元バトン」をいただきました。引っ越したりネット生活が中断されたりで、じっくりブログを書く暇もなかったこの頃。遅ればせながら質問に答えていきたいと思います。
岩手生まれの睦月さんが、山形生まれの僕を指名した地元バトン。
さあ、行きましょう。
岩手生まれの睦月さんが、山形生まれの僕を指名した地元バトン。
さあ、行きましょう。
�，匹療堝刺楔�に住んでいますか？
体は埼玉県にありますが、心はいつも山形にあります。
��標準語圏内ですか？
山形に行けば「標準語」は山形弁です。
�Ｊ�言があるなら種類や特徴や珍しい方言を…。
冬は、寒くて雪の多い山形の内陸地方。言葉数を少なく、口をあまり動かすことなく意思を伝えることができるという特徴があります。しがたってアナウンサーには向かないらしい。
方言：やちゃない（整っていない、きたない）
使用例：こだなやちゃない部屋さないらんにぇな！
（こんなきたない部屋にはいられないよ！）
やちゃない食いがたすんな！
（きたない食べ方するな！）
方言：やばつい（翻訳不可能（笑）体に水をかけられた時などに使います））
使用例：うっ、やばつい！
（「やばつい」という言葉の正確な意味は標準語では表しようがない。そのニュアンスを想像してください。）
�っ聾気陵�名な場所などは…？
俳人松尾芭蕉が『奥の細道』で
「閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声」
と詠んだ立石寺。それから同じく、
「五月雨を あつめてはやし 最上川」
と詠んだ最上川。そして、
「雲の峰 いくつ崩れて 月の山」
と詠んだ、わが故郷のシンボル、霊峰月山。
�ッ聾気陵�名人や歌手を教えてください。
最初にあげるべきは、何といっても昭和初期の大詩人・斎藤茂吉。
「死に近き 母に添寢のしんしんと 遠田のかはづ 天に聞ゆる」
「のど赤き 玄鳥（つばくらめ）ふたつ屋梁（はり）にゐて 足乳根（たらちね）の母は死にたまふなり」
代表作とされる上記の歌をよむと、茂吉の母への想いと、当時のふるさとの情景が目に浮かぶようです。
それからもう１人。作家の丸谷才一。
ちょうど今、その著作『文章読本』（中公文庫）を読んでいます。
実は丸谷の本は初めて手にしたのですが（恥）、その該博ぶりには舌を巻くばかり。
そのほか、数年前に『孫』が大ヒットした演歌歌手大泉逸郎、お笑い芸人ウド鈴木、昭和３０年代に大鵬の向こうを張った名横綱柏戸、写真家土門拳、幕末の志士清河八郎、作家藤沢周平など。
�γ聾気里海海世韻狼�せない。
雪が多すぎ（苦）。
フワフワしてきれじゃない☆ なんて呑気なこと言っちゃいけません。
雪は積もると重いのです。
最近は少なくなったというけれど、僕の実家の周りでも積雪１．５〜２メートル。屋根の雪下ろしをすると、家の１階部分は完全に埋まります。
ちなみに、標高２０００メートル近い月山の山頂付近では２０メートルは降ると言われていて、冬は人が入れない。５月の連休中に車で五合目まで上ると、そこは、まだ５メートルくらいの雪に被われてます。
�Щ笋涼聾気暴擦鵑世蕕海鵑淵瓮螢奪箸�ある。
食べ物がおいしい。水がおいしい。
小さい頃から月山の湧き水で育ったので、東京の水の不味さにはどうしても慣れません。１３年前に東京に出てきた頃は顔を洗うのもいやだった。
その水と地元の食材で作ったメニューに不味いものはありません。
��地元で一番多い名字は？
佐藤だと思います。睦月さんの岩手と一緒だね（笑）。
��ネット友達で近所の人にバトンを回しましょう。
��↑の友達を除いた５人にもバトンを回しましょう
故郷を愛する人ならどなたでも
体は埼玉県にありますが、心はいつも山形にあります。
��標準語圏内ですか？
山形に行けば「標準語」は山形弁です。
�Ｊ�言があるなら種類や特徴や珍しい方言を…。
冬は、寒くて雪の多い山形の内陸地方。言葉数を少なく、口をあまり動かすことなく意思を伝えることができるという特徴があります。しがたってアナウンサーには向かないらしい。
方言：やちゃない（整っていない、きたない）
使用例：こだなやちゃない部屋さないらんにぇな！
（こんなきたない部屋にはいられないよ！）
やちゃない食いがたすんな！
（きたない食べ方するな！）
方言：やばつい（翻訳不可能（笑）体に水をかけられた時などに使います））
使用例：うっ、やばつい！
（「やばつい」という言葉の正確な意味は標準語では表しようがない。そのニュアンスを想像してください。）
�っ聾気陵�名な場所などは…？
俳人松尾芭蕉が『奥の細道』で
「閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声」
と詠んだ立石寺。それから同じく、
「五月雨を あつめてはやし 最上川」
と詠んだ最上川。そして、
「雲の峰 いくつ崩れて 月の山」
と詠んだ、わが故郷のシンボル、霊峰月山。
�ッ聾気陵�名人や歌手を教えてください。
最初にあげるべきは、何といっても昭和初期の大詩人・斎藤茂吉。
「死に近き 母に添寢のしんしんと 遠田のかはづ 天に聞ゆる」
「のど赤き 玄鳥（つばくらめ）ふたつ屋梁（はり）にゐて 足乳根（たらちね）の母は死にたまふなり」
代表作とされる上記の歌をよむと、茂吉の母への想いと、当時のふるさとの情景が目に浮かぶようです。
それからもう１人。作家の丸谷才一。
ちょうど今、その著作『文章読本』（中公文庫）を読んでいます。
実は丸谷の本は初めて手にしたのですが（恥）、その該博ぶりには舌を巻くばかり。
そのほか、数年前に『孫』が大ヒットした演歌歌手大泉逸郎、お笑い芸人ウド鈴木、昭和３０年代に大鵬の向こうを張った名横綱柏戸、写真家土門拳、幕末の志士清河八郎、作家藤沢周平など。
�γ聾気里海海世韻狼�せない。
雪が多すぎ（苦）。
フワフワしてきれじゃない☆ なんて呑気なこと言っちゃいけません。
雪は積もると重いのです。
最近は少なくなったというけれど、僕の実家の周りでも積雪１．５〜２メートル。屋根の雪下ろしをすると、家の１階部分は完全に埋まります。
ちなみに、標高２０００メートル近い月山の山頂付近では２０メートルは降ると言われていて、冬は人が入れない。５月の連休中に車で五合目まで上ると、そこは、まだ５メートルくらいの雪に被われてます。
�Щ笋涼聾気暴擦鵑世蕕海鵑淵瓮螢奪箸�ある。
食べ物がおいしい。水がおいしい。
小さい頃から月山の湧き水で育ったので、東京の水の不味さにはどうしても慣れません。１３年前に東京に出てきた頃は顔を洗うのもいやだった。
その水と地元の食材で作ったメニューに不味いものはありません。
��地元で一番多い名字は？
佐藤だと思います。睦月さんの岩手と一緒だね（笑）。
��ネット友達で近所の人にバトンを回しましょう。
��↑の友達を除いた５人にもバトンを回しましょう
故郷を愛する人ならどなたでも
Comments
記事のアップが遅くなってしまって申し訳ない。
睦月さんの記事を読んで「岩手はさすがにツワモノだなぁ」と思った覚えがあるのだけど（笑）。
東北はやっぱりお互い様だね。
僕にも、睦月さんは同じ東北だという安心感がある。
だから、「カリスマ映画論」に昔風のコメントを気にせず書くことができるんです。
標準語に翻訳できない言葉があるのと同じように、同じ地域でないと理解できない感覚があるからね。
なので、機会があったらまたバトン廻してください。
さて、『武士の一分』は期待通りだったようだね。
最近劇場に行く暇がなくて映画から離れているのだけど、睦月さんがこれほど勧める作品。時間をみつけて観に行きたいと思います。