「旅」を振り返る
2006.09.21 Thursday
モロッコで書いた旅行紀の連載を終わって、気が抜けてしまいました。
今日は1週間ぶりの更新です。
旅行紀が終わってもブログは続きますので、これからもよろしく(笑)。
思いのほか旅先で撮った写真が好評だったので、
しばらくは未発表の写真をアップしながら、
今回の「旅」を振り返ってみたいと思います。
ちなみにこの写真はアトラス山脈の途中で出会った大道芸人。

今日は1週間ぶりの更新です。
旅行紀が終わってもブログは続きますので、これからもよろしく(笑)。
思いのほか旅先で撮った写真が好評だったので、
しばらくは未発表の写真をアップしながら、
今回の「旅」を振り返ってみたいと思います。
ちなみにこの写真はアトラス山脈の途中で出会った大道芸人。

「旅」というものは、出かけることそのものも大仕事。
でも、帰ってからそれを振り返って自分の中で消化するのも大仕事です。
旅の途中は思いが至らなかったことも、旅が済んで、時間が経ってみて気がつくことがあります。
最後の「エピローグ」は、帰国便を待つカサブランカの空港で書いたものです。
今読むと、「そろそろ羽を伸ばす旅を楽しんでも」とは、自分でもずいぶん弱気な発言だなと、いう気がします。
でもそれは、「挑む旅」はそう長く続けられないな、という思いが旅の前から僕にあって、その末に出た言葉なのです。
それだけに、今回は思う存分挑んでやろうと考えた。
その結果、「羽を伸ばす旅」発言が出るほどハードな旅になった。
けれど、ハードだった分だけ大きな満足感が得られました。
ハードな旅ほど満足するというのは何だか矛盾するようだけど、「挑む旅」を好む人は皆そんなところがあるんじゃないのかな。
結局は「何を求めて旅をするのか」ということに繋がることなのですが。
いずれにしても、そう簡単に結論が出ることではなさそうです。
これから少しずつ消化して、それをここで言葉にしていきたいと思っています。
でも、帰ってからそれを振り返って自分の中で消化するのも大仕事です。
旅の途中は思いが至らなかったことも、旅が済んで、時間が経ってみて気がつくことがあります。
最後の「エピローグ」は、帰国便を待つカサブランカの空港で書いたものです。
今読むと、「そろそろ羽を伸ばす旅を楽しんでも」とは、自分でもずいぶん弱気な発言だなと、いう気がします。
でもそれは、「挑む旅」はそう長く続けられないな、という思いが旅の前から僕にあって、その末に出た言葉なのです。
それだけに、今回は思う存分挑んでやろうと考えた。
その結果、「羽を伸ばす旅」発言が出るほどハードな旅になった。
けれど、ハードだった分だけ大きな満足感が得られました。
ハードな旅ほど満足するというのは何だか矛盾するようだけど、「挑む旅」を好む人は皆そんなところがあるんじゃないのかな。
結局は「何を求めて旅をするのか」ということに繋がることなのですが。
いずれにしても、そう簡単に結論が出ることではなさそうです。
これから少しずつ消化して、それをここで言葉にしていきたいと思っています。
Comments
旅行記・・・ホントにお疲れ様でございました。コメントは入れてなくても、毎回全てを読んで、更新を楽しみにしていました。
「挑む旅」と「羽を伸ばす旅」。
これは実に素敵な表現で、実に見事な対比だと思いました。
私は海外から帰国するといつも「外国帰り症候群」に陥ってしまい、旅行を振り返るどころか一気に元気がなくなってしまいます。
私の中で、海外とはまだまだ憧れの対象でしかなく、旅ではなくて旅行の次元なんですよね(苦笑)。だから、旅行での充実した日々と、帰国後の現とのギャップに苦しみ、変な症候群が発生してしまうんだと思うけれど。
旅を通して何かを得るという域にまでまだ達してない睦月。言葉も全くしゃべれないから、自分の中で余計に日本と海外の間に太い一線が引いてあるという気がしてなりません。
実は・・・とても真剣に語学をやろうと思っている今日この頃です。
HARUさん、素敵な旅行記をホントにありがとうございました。
旅行紀を連載するのは、普段ブログの記事を書くより楽なんです。
旅の最中に書いたものをアップするだけだからね(笑)。
実を言うと、今回の旅行紀は雑駁な内容になったかぁと、自分では思ってる。
体力的に余裕がなくて、一日一話、それも1~2日遅れで書いていて、最終日にやっと追いついたような具合だったから。
それと、旅を始めた頃のように、目にするもの全てにいちいち驚かなくなったのもある。
14回目の旅ともなると、価値観を揺るがすほどのカルチャーショックはなくなってくるんですね。
今まで見た国と全く同じ、ということはないにしても、前に行ったあの国と、文化はやっぱり繋がってるな、と思う。
それをもっと辿っていけば、その先にある日本とも。
さて、睦月さんにとって旅。
「外国帰り症候群」になるほど充実した、楽しい旅をしているということだよね。
「旅」は人それぞれで、優劣なんかない。
日本と外国との間にある太い一線を実感してきたのなら、すごくいい旅をしているのでは?という気がします。