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十津川郷に行く その2

2004年7月に世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」。
十津川村には、そのうち「大峯奥駆道」と「熊野古道小辺路」が通っています。

世界遺産の碑

熊野古道というのは、熊野三社(本宮・新宮・那智)と吉野山、高野山などを結ぶ参詣道のこと。
何でも、1300年前に熊野詣がはじまった頃から続く信仰の道だそうです。
中でも「大峯奥駆道」は修験道の道。
山伏姿の修験者が呪文を唱えながら駆け回った修行の場です。
熊野の2000メートル級の山々の尾根を縫うように続いているらしい。
今も時々死人が出るというサバイバルな道で、観光気分で気楽に歩けるところではありません。

大峯奥駆道

役場の人の案内で、僕は玉置神社のある玉置山へ行きました。
その日はあいにくの雨でしたが、そのために玉置山の山頂付近は深い霧におおわれて返って神秘的な雰囲気。
霧の向こうから、山伏が駆けてきそうです。

村では今、「大峯奥駆道」を行く「なびきツアー」を企画。
道なき道を踏破して自分を見つめ直してみたいという人は、このツアーに参加してみては?
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