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国境の島から

対馬にやってきました。今回は旅ではなく、仕事での訪問です。今までは九州さえも来たことがなかったのですが、いきなり対馬を訪れることになろうとは、分からないものです。

 対馬がどこの県に属しているかさえ知らない人は、意外に多いと思います。その大きさの割に、沖縄や屋久島のように派手さがないせいかもしれません。しかし、内容は実に興味深いものです。
 対馬は、韓国に最も近い島だ!というのが、この島に降りた立った時の、僕の最初の感想です。福岡まで150キロ、釜山までは50キロ、というのですから、それは当たり前のことかもしれません。島内で一番大きい厳原の町を歩いてみると、ハングルの看板も多く見かけます。韓国とは毎日高速船で結ばれている、という事実も、余所者には意外なようですが、地元の人には日常の事実に過ぎません。この島の西海岸の方からは、天気が良ければ釜山の町が建物まではっきり見ることもできるのです。
その近い韓国からやってくるのは、何も人だけではありません。低気圧が過ぎた後には、対馬暖流に乗って、たくさんのごみまでもが押し寄せるのです。
 僕は今日の午後、ボランティアの一員として島中央部の入り江で清掃作業に参加したのですが、海岸に打ち寄せたごみの量たるや実に膨大。ペットボトルや様々な漁具、流木、発砲スチロールなどで地面が埋め尽くされています。日韓合わせて60人ほどが1時間半かけて作業をしても、塵ひとつ残らず、という訳には行かないほど、拾っても拾っても、ごみはなくなりませんでした。。

 ハングル文字の刻印されたごみを拾いながら、韓国がすぐ隣りの国であることを、初めて実感したような気がしています。
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