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インドで28万円の車が発売されるそうな

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インドのタタ・モーターズが、なんと10万ルピー(約28万円)の試作車を発表しました。こんな破格の安値で新車が買えるのか、とビックリしてしまいますが、28万円という値段は、インド国民にとって高いのか安いのか…。
日本の乗用車の平均購入価格は、自動車工業会の調べによると200.1万円(2003年度)。この平均購入価格は近年下がりつつあると言いますが、日本で新車を買おうと思ったら、だいたい200〜300万円くらいはしますよね。

それから、インドの1人当たり年間所得額は平均712ドル(2005年度)。それに対して日本人のそれは35,672ドル。そこには、1:50の開きがあります。単純に平均所得で見てしまえば、インド人にとっての28万円は、日本人の感覚でいう1400万円くらいの値段になるんですね。

南インドを旅したとき、僕の主食だったインド飯が30〜40円くらいだったことを思えば、28万円が庶民にとって途方もない金額だというのが実感です。だいたい、インドでは8割が農村部に住む貧困層。彼らにとっては、新車購入なんて現実的ではありません。

しかし。

インドの人口はおよそ11億人で、2割が中間層・富裕層だとすれば、その数は2億人を超えます。8〜9%の経済成長率を支えるのもこの層。実際に中間層は約100万人ずつ増えていて、それに伴って、自動車販売台数も、この5年で倍くらいになっているようです。

インドでは国内観光客がとみに増えていることは事実。カーストの呪縛を抜け出した成金族に、僕もよく出会いました。

破格の自動車デビューで、インドの町の風景がまた変わることになるのかどうか。巨像のようなあの国の変化は、旅人としても興味が尽きません。
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