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これまでの十年、これからの十年

10日前に、三十歳になりました。二十代のうちは、三十代を迎えることなど想像がつかないものですが、“その時”は、本人も知らぬ間に、何ともあっけなく訪れるものです。この間まで学生だったのに、と嘆いてみても、時間は元には戻りません。
 「三十路」という言葉は、あまり良い意味で使われることはないでしょう。より若い者が三十歳を過ぎた者を揶揄するとき。また、もはや若くない(?)年齢に達した自身を自嘲して云うとき。少なくとも、青年から壮年に移る一つの節目であることに変わりはありません。
三十歳の僕は、これまでの十年を振り返ります。自分は、然るべき二十代を過ごしてきたのかと。
 十数カ国をひとりで歩いてきたり、600本を超える映画を観たり、それ以上の本を読んだり。人がやらないことも随分経験した二十代だったように思いますが、今それ以上に心に浮かぶのは、これまでの十年でできなかったことの数々です。酔いつぶれて前後不覚に陥った経験はなし、髪を金髪にしたこもなし、身の周りの整理はついに苦手なままです。それに、女性の扱いはお世辞にも上手いとは言えません(苦笑)。

 誕生日の晩、布団の中で、二度と戻らない二十代を想い、来たるべき三十代を頭に描きました。過ぎた十年は何物にも替えがたい十年ですが、これからの十年は、一生の内でさらに重い十年となるに違いないと思いました。ここで怠けたら碌な将来にならぬこと、身の回りの生きた標本が教えてくれています。

 刻苦勉励、常に研鑽を怠らず、はちょっと大袈裟ですが、とにかく魅力溢れる大人になりたいものです。少なくとも、ここで感傷的になっている場合ではありません(笑)。
旅のすきま | comments (4) | trackbacks (0) admin

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