長崎といえば、16世紀以来の南蛮文化ばかり連想しますが、街を歩くと所々にこんな中国風の光景が。

長崎の山の手には寺町という一角があって、中国文化の影響を受けた寺がいくつか並んでいます。この赤い竜宮門は、崇福寺山門。江戸時代になって中国から伝わった黄檗宗という宗派の寺です。
こんな唐様の建築は、いかにも国際都市長崎らしい。日本のほかの町にある寺の、しんみりした雰囲気とはかなり趣が違って、陽気な感じがします。世界にむかって窓が開かれた町だったことが、この門からも分かる気がする。
海の向こうの世界が今よりも遙か遠かった鎖国下の日本で、街ゆく人はこの門を仰ぎ見て、何を思ったのでしょう。

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