<< April | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 幸田露伴著『五重塔』 読後感 | main | ささやかな夢 >>

怒りを込めて

「上司にしたい人ランキング」というものが、毎年話題になります。星野仙一、長嶋茂雄、カルロス・ゴーン、北野武、フィリップ・トルシエ…。いずれも、それぞれの世界で強烈なリーダーシップを発揮した人が多いようです。
 優れたリーダーとはどんな人を言うのか。いつかリーダーになるかもしれない(!?)自分も、時々それを考えることがあります。
『学問のすすめ』の中で、福澤諭吉は「世話の字の義」という一項を立て、「世話」という言葉には2つの意味があるといっています。ひとつは「指図」の意味。もうひとつは「保護」の意味。この2つの「世話」がバランスよく保たれて初めて、人間関係はうまくいくのだと。
 指図することにばかり熱心で、保護することには一向無頓着なリーダーに、部下が従わないのは当たり前です。

 海軍提督、山本五十六の言葉。「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば、人は動かじ。」
 褒めることはともかくとして、やってみせることもままならず、言って聞かせることさえいい加減で、させてみて上手くできなかった部下を、「出来が悪い」と責めるリーダーなど、信頼を得られるはずがありません。

 せいぜい反面教師として、将来の自分の肥やしにする以外に使い道はない、と、思うのであります。
旅のすきま | comments (0) | trackbacks (0) admin

Comments

Trackbacks

Trackback URL : http://www.saftyblanket.com/travel/2008/sb.cgi/60