<< April | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 選挙モード | main | つかのまの自然体験 >>

銀座を歩く

 地下鉄銀座一丁目駅の階段を上って、時計で有名な和光ビルを目指して歩いていくと、カメラを片手に「ここは東京のシャンゼリゼだ…」とか何とか解説をしているフランス人とすれ違いました。歩行者天国で賑わう往来の真ん中で、大道音楽家がラテン風のリズムを奏で、道行く人の耳目を楽しませています。
 何も予定がなければ、昼過ぎに家を出て銀座で読書、というのが、僕の休日の過ごし方。「銀座で読書」、というとキザに聞こえますが、何のことはない、学生時代に失恋をして、少しは男を磨こうと映画館に行くようになったのがきっかけです。失恋したおかげで、僕は20代のうちに数々の名作に出逢うことができました。銀座と映画は、僕にとっては切り離すことはできない存在です。

 さて、銀座には「橋」のつく場所が多くあります。今は高速道路が通っている場所は江戸城の掘割だったところで、これに沿って、京橋、鍛冶橋、数寄屋橋…と、物語の舞台になった地名が並びます。銀座と京橋を隔てる首都高の下には、昭和30年代までここに架かっていた京橋の親柱が残っていて、昔の名残をとどめています。埋め立ててしまった堀割が今残っていたならば、銀座は水の街だったかもしれません。

 今日は久しぶりに銀座を歩いて、喫茶店で往来を歩く人を眺めながら、落ち着いて読書をすることができました。僕にとっては、この上ない贅沢な休日になりました。
コラム・雑記 | comments (4) | trackbacks (0) admin

Comments

Trackbacks

Trackback URL : http://www.saftyblanket.com/travel/2008/sb.cgi/80