貧乏旅行とひと口に言っても、どれくらいのお金で旅をしているのか。ひとり旅をしたことがない人には、想像がつかないかもしれません。この間、
「カリスマ映画論」の睦月さんが、初めての海外旅行はイタリアのパック・ツアー40〜50万だったとコメントを書いてくれました。一番良い時期に少し長めに行って、良いホテルに泊まってきたのでは?と、それを読んだ貧乏旅行派の僕は想像するわけです(笑)。
旅の費用は、自由旅行をする人でも千差万別。どのクラスのホテルに泊まるか、どのクラスの交通機関を使うか、どの程度の食事をするかでだいぶ違います。
それでも、旅行費用のうち一番大きいのは航空券代。これは共通すると思われます。(何ヶ月という長期旅行なら別)行く地域によってイロイロだけど、これが8〜9割を占める。ちなみに、シリア・ヨルダンの旅は、それが9割以上だったと思います。ヨーロッパ経由だから、けっこう高めです。
次に宿泊。僕は大抵5ドル前後の宿に泊まります。田舎の方に行くと日本円で200円以下、都市にいても高くて8ドルくらいです。インドあたりでは、50円程度でドミトリー(共同部屋)という手もありますが、僕はなるべくシングルを確保します。ドミは疲れるのと、安全面で不安があるのと、衛生的に落ちるのとであまり使わない。
次は交通機関。街中の移動はバス(乗合バス含む)とタクシーが半々くらい。長距離になると路線バスや鉄道を使います。国によりますが、乗合バスなんか、50円もあればどこにでも行けます。長距離の移動はさらに割安。インドでは3等列車に10時間乗って200円前後という、バカバカしいほどの安さでした。快適かというと話は別だけど、安い交通機関を使ったほうが、現地の人にもまれて楽しい旅になる。言葉が通じないことも多くて、ちょっとしたスリルを味わえます(笑)。
最後に食事。日本人の旅行地としてポピュラーなタイでは、屋台のチャーハンが50円くらいだったように思います。ちょっとしたレストランに入っても、せいぜい300円あれば豪華な食事(貧乏人にとっては)にありつける。インド飯などは30円以下で何杯でも御代わり可能。なので、インドでは一日の食事代が100円以下という日ばかりでした。日本では考えられませんよね。
というわけで、僕は10日間外国にいても、お土産代込みで1万5千円くらいしか使いません。でもこれで、決して極貧旅行じゃないのです。まだまだ安く旅する人も実際に多い。比較的ゆとりのある貧乏旅行(笑)といったところでしょうか。
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