2006.06.29 Thursday
「河童が覗いた」シリーズで有名な妹尾河童さんの本に、『少年H』(上下2巻 新潮文庫)という小説があります。妹尾さんが少年のころの神戸の様子を描いて、戦前の世相をいきいきと伝える名作です。
妹尾さんは昭和5年生まれで、昭和16年の開戦の年は11歳、4年後の終戦時は15歳。「少年H」が肌で感じた戦前戦中は60年以上の昔で、当時の生活を語れる人は、今は少なくなっています。
2006.06.26 Monday
海外旅行情報誌『エイビーロード』が、9月号を最後に休刊することになりました。ネットの普及で情報は無料で手に入るし、航空チケットやツアーの予約も可能になったのだから、それは自然の流れかもしれない。でも、休刊の知らせは、旅人には感慨深いものがあります。
2006.06.21 Wednesday
近ごろようやく暑くなってきました。しかも梅雨前線の活動も本格化して、不快な毎日が続いております。皆さんいかがお過ごしですか?
今朝は、「傘の心配はありません」という天気予報を聞いて外に出たのに、駅まで歩く途中で雨が降ってくる始末。灰色の重たい空を見て、念のため傘を持って出かけたのが幸いしました。
2006.06.19 Monday
年に一度のわが町出身者大集合!
ということで、故郷の「まちづくり応援団交流会」に参加してきました。東京青山で、毎年6月に開かれます。小中学校の同級生が役場にいて、開催日が近づくと出席指令があるのです。もう名簿に載っているゾと脅されて、観念して出かけたわけです。
2006.06.15 Thursday
今までの旅で国境を超えたのは3回。十数回も旅をしたわりには少ないほうだと思います。それでも、国境を持たない日本人にとっては貴重な体験。この河の、またはこのゲートの向こう側は別の国、となると、そこに高い壁が存在するように感じるものです。実際に越えてみると、意外に変化がなかったりで拍子抜けするのだけど。
さて、世界の国境中文字どおり高い壁が存在するところ。それは韓国−北朝鮮の国境でしょう。
2006.06.13 Tuesday
韓国の都ソウルは、すでに東京と変わらない町だとは、よく言われることです。でも、実際に行ってよく見るとやっぱり外国。そう単純ではありません。隣国で、近ごろ経済とみに発展して、今や日本を凌ぐ分野もある韓国。でもそこは、紛れもないアジアです。
2006.06.07 Wednesday
週末2年に1度の社員旅行で韓国に行ってきました。
外国といえば遠い国ばかり眺めてきた僕には、隣国の景色は異国情緒を感じるものではないけれど、何といってもはじめての韓国訪問。2泊3日で9万円弱という大名旅行で見た、彼の国の印象を書いてみようと思います。
2006.06.01 Thursday
6月1日。今年もクールビズが始まります。小泉総理も「かりゆしスタイル」という、これからビアガーデンにでも行こうかという姿で記者団の前に現われました。いきなり締まりがなくなったような気もするけれど、2年目ということもあって、すんなり衣替えとなりました。
2006.05.30 Tuesday
銀座に映画を観に行くつもりが、夜に急用が入った日曜日。昼の時間を持てあまして、家にある150本近い映画ライブラリーの中から、久しぶりに観てみることにしました。今回のセレクトは『マレーナ』。有名な『ニュー・シネマ・パラダイス』『海の上のピアニスト』の、ジュゼッペ・トルナトーレ監督の作品です。
2006.05.28 Sunday
横なぐりの雨を降らせていた東京湾上の雲がちょうど切れた頃、後方から、密貿易をたくらむ小型船が僕の乗った巡視船「やしま」めがけて猛スピードで迫ってきました。船橋には怪しげなドクロのマークが(笑)。
そのドクロを追って、海上保安庁の巡視艇3隻が猛烈にアタック!自動小銃で応戦するドクロに向かって巡視船の機関砲が火を吹いた。すると、ついに叶わないと思ったか、不審船は白旗を上げて降参しました。