2006.05.26 Friday
「漱石の坊ちゃん」のような奴」
作家の今日出海がそう評した白洲次郎は、僕らの世代にはあまり馴染みのない人物。エッセイスト白洲正子の夫と言えば少し通りがいいけれど、初めて聞いた名だという人の方が多いでしょう。日本で初めてジーンズを履いた洒落者ですが、彼が遺した功績は今の日本に大きな影響を与えています。
2006.05.22 Monday
連休故郷でのんびりしすぎて、何だか腹回りが窮屈になった(ような気がした)ので、少しジムにいいくペースを上げて体をイジメています。幸い太りやすい体質ではないし、大食いでもない。したがって気にしたことはあんまりないのだけど、もう30を過ぎて2年近く。健康と体型はタダで保つことはできません。
2006.05.20 Saturday
先々週、先週に続いて、今週末もヒッチコックを鑑賞。これまた名作の呼び声高い『知りすぎていた男』(1956年米国)です。
パリの医学会議のあと、妻子を連れてモロッコを訪れたベン。ところが、現地で知り合った男が「アンブロ−ズ・チャペル」という言葉を残して何者かに殺されます。犯人は英国首相の暗殺をたくらむ一団で、ベンの息子を誘拐し、彼の口をふさごうとします。息子を心配しながら、犯人の行方を追うベン…。「ケ・セラ・セラ」の印象的なメロディーで、1956年のアカデミー主題歌賞を受賞した作品です。
2006.05.17 Wednesday
6月はじめに迫った2年に1回の社員旅行。今年は韓国ということで、パスポートを用意しておくようにとのお触れがしばらく前にありました。
そのパスポート。今年の3月20日申請分からは、ICチップ入りになったのだそうです。僕は期限切れまで5年もあるので、しばらくは旧式を使うことになりますが。
2006.05.15 Monday
ウチの職場で恒例の、毎年春と秋に実施する海外調査。役員が10人程度に職員2人がついて行くのですが、それに最近は携帯電話を持たせるようになりました。出発が明日に迫って、僕の席のすぐ横にある応接セットで、出張する2人が機器のチェック。そのうち1人は普段携帯を持たない人で、ボタンを操作する手が何だかおぼつかない。
2006.05.14 Sunday
昨日の晩から熱を出して、今日は1日家でおとなしくするハメに。こんな時は、1人暮らしの侘しさを思うものです。結局、銀座に映画を観に行こうと思っていた予定を棒に振って、ビデオ鑑賞となりました。選んだのは、ヒッチコック監督の名作『断崖』。
2006.05.11 Thursday
高松塚古墳の彩色壁画のニュースが、大きな扱いを受けています。教科書でもおなじみの、金銀箔で彩られた男女4人の群像。そこに新たな黒カビが発生したとかで、特に産経新聞などは一面で紹介しています。
2006.05.09 Tuesday
芥川作品で今まで読んだものといえば、『羅生門』と『蜘蛛の糸』くらいしか記憶がありません。そもそも文学にはあまり馴染んでこなかったので、この歳になって今慌てて読んでます。英国人の教養ある人物が皆シェイクスピアをたしなむのなら、日本人は自らの国民的文学を知るべきです。
2006.05.07 Sunday
月山に雪がふった 雪にかこまれ わらっている。
わらっている月山。 光っている月山。
今日も一日 光ってろ。 光ってろ月山。
周りの山も つられて 緑が光っている。
2006.04.30 Sunday
社会人になりたての頃、「「本が高くて買えない」なんて言う奴は、一人前になれない」と祖父に言われて、僕は本を買う金なら惜しまないようにしています。すでに4つの書棚は一杯ですが、毎月毎月殖えるばかり。東京の狭いアパートで、本の始末は一生の問題になるかもしれません。
と、言いつつ昨日は古本屋と八重洲ブックセンターで次の数冊を購入しました。今日はその紹介を。